この記事を読むと次のことが分かります。
- トラベルシステムはいつまで使えるのか
- トラベルシステム対応チャイルドシート選びのポイント
- コンビ、アップリカ、Joieの商品紹介
チャイルドシートを車以外でも使うことができるトラベルシステムについて詳しくまとめました!
トラベルシステムはいつまで使える?
トラベルシステム対応のチャイルドシートは新生児から1歳頃まで使用可能。
一般的には「ベビーシート」と呼ばれています。
トラベルシステムはチャイルドシートを車以外でも活用できる便利なシステムです。
- 赤ちゃんを乗せて持ち運ぶことができる
- ベビーカーに装着すれば赤ちゃんと向かい合う対面式になる
- ゆりかごとして寝かしつけにも使える
持ち運びができるので隣で見ていながら家事をこなすことや、他の人の車に装着することも可能です。
さらに、ゆりかごのように揺らすことができるので寝かしつけにも使えます。
自由に移動できて赤ちゃんの居場所にもなり寝かしつけもできるので、ハイローチェアの代わりとしても使えます。
トラベルシステムがおすすめなのはこんな人
トラベルシステムは寝ている赤ちゃんを起こさずにそのまま移動できるのが魅力。
普段、車で移動する機会が多い人には特におすすめです。
- 買い物に出かけて目的地に着いたとき
- ベビーカーでうとうと眠りについたとき
トラベルシステムがあれば眠っている赤ちゃんを抱っこする必要がないため、「起こしてしまったらどうしよう…」という心配がありません。
夜泣きがひどいとき車に乗せると泣き止んで寝てくれることもあります。
そんなときチャイルドシートのまま車から移動できたら助かりますよね。
トラベルシステムはママが体を休める時間を作ってくれるメリットもあります。
トラベルシステム対応チャイルドシート選びのポイント
トラベルシステム対応のチャイルドシートを選ぶポイントは3つ。
- 持ち運びしやすい軽さか
- 車への付け外しはシートベルトかISOFIXか
- ベビーカーにそのまま装着可能か
持ち運ぶときに赤ちゃんの体重も加わることを考えると、チャイルドシートは軽い方がいいですよね。
車への取り付け・取り外しはISOFIX(アイソフィックス)対応ならワンタッチで簡単。
ISOFIXならシートベルトを使わず座席に差して押し込むだけ。ミスなく確実に取り付けられます。
ベビーカーにそのまま装着できるかどうかも大事なポイント。別売りの部品が必要になるものもあります。
それでは、トラベルシステム対応のチャイルドシートを見ていきましょう。
コンビ「F2用トラベルシステムキット」
- 対象:新生児~1歳頃(10kg未満)
- 重さ:3.4kg アタッチメント670g
- 発売:2016年10月
F2用トラベルシステムキットは、チャイルドシートをベビーカーに取り付ける際のアタッチメントがセットになっています。
重さは本体とアタッチメントで4kgほど。ISOFIXには対応していないので車にはシートベルトで固定します。
「F2シリーズ(F2 AB、F2plus ADシリーズを除く)」や「Ageシリーズ」に装着できます。
それでは、コンビオンラインショップでラインナップされている装着可能なベビーカーの中から、A型・B型それぞれ1台ずつご紹介します。
Age エッグショック AK
- 対象:1か月~3歳頃(15kg以下)
- 重さ:4.1kg
- 発売:2019年7月
「Age エッグショック AK」は生後1か月から使えるA型ベビーカー。
重さは4.1kgでA型ベビーカーとしてはとても軽いモデルです。
シートはフルリクライニングが可能、コンパクトにたためるので車への積み込みも簡単です。
F2トラベルシステムキットを装着した際の総重量は8kgほど。
Ageシリーズは装着の際にダッコシートの取り外しが必要になります。
F2 Limited AF
- 対象:7か月~3歳頃(15kg以下)
- 重さ:3.7kg
- 発売:2017年11月
「F2 Limited AF」は生後7か月から使えるB型ベビーカー。
重さはわずか3.7kgで、コンビのベビーカーの中では最も軽いモデル。
F2トラベルシステムキットを装着した際の総重量は約7.7kg。今回ご紹介した中では最も軽い組み合わせです。
アップリカ「スムーヴTS インファントカーシート」
- 対象:新生児~1歳頃(13kgまで)
- 重さ:2.6kg
- 発売:2019年6月
「スムーヴ TS インファント カーシート」は軽さが魅力。重さはわずか2.6kg。
別売りのISOFIX対応「スムーヴ TS インファントカーシート ベース」を車に装着すれば、ワンタッチで取り付け・取り外しができます。
車に乗せ換える度にシートベルトで固定する手間が省けます。
対応ベビーカーのスムーヴシリーズに装着する際は別売りの「スムーヴ専用 トラベルシステム アタッチメント」が必要です。
アップリカの「スムーヴシリーズ」には3種類のベビーカーがラインナップされています。
- Standard:ベーシックなモデル
- Premium:コンパクトなモデル
- Smart Brake:自動安心ブレーキ搭載モデル
3種類の中から今回はスタンダードモデルの「スムーヴAE」をご紹介します。
スムーヴAE
- 対象:1か月~3歳頃(15kg以下)
- 重さ:9.3kg
- 発売:2020年7月
「スムーヴAE」は生後1か月から使えるA型ベビーカー。
小回りの効く3輪モデルでパンクする心配のないメンテナンスフリータイヤが使われています。
重さがある分、安定して走行することが可能。地面の振動もタイヤが吸収してくれるので赤ちゃんにやさしいベビーカーです。
スムーヴTSインファントカーシートを装着した際の総重量は11.9kg。
荷物がたくさん収納できる30Lのバスケットも備わっています。
Joieのトラベルシステム対応チャイルドシート
Joieはイギリスのベビー用品メーカー。愛知県に本社のあるカトージが商品を取り扱っています。
カトージのオンラインショップでラインナップされているベビーシート「Gemm」と「i-Snug」をご紹介します。
Gemm(ジェム)
- 対象:新生児~1歳頃(13kgまで)
- 重さ:3.8kg
「Gemm」はトラベルシステム対応のベビーシートとして、基本性能はしっかり押さえながらも価格がリーズナブルなモデル。
i-Snug(アイ・スナグ)
- 対象:新生児~1歳頃(13kgまで)
- 重さ:3.25kg
「i-Snug」は赤ちゃんの頭を優しく守るクッションが備わった、さらに安全重視なモデル。
「Gemm」「i-Snug」ともに別売りのISOFIX対応「i-BASE(アイ・ベース)」を車に装着すれば、ワンタッチで取り付け・取り外しができます。
Joieのトラベルシステム対応ベビーカー
カトージオンラインショップでラインナップされているベビーカーのうち「Gemm」「i-Snug」ともに装着できるのは以下の4台。
- Tourist
- LiteTrax
- LiteTrax Air
- LiteTrax 4
すべて生後1か月から使えるA型ベビーカーです。
4台の中から最も軽量なモデル「Tourist」と安定感が魅力の「LiteTrax」をご紹介します。
カトージオンラインショップでは、ベビーシート・i-BASE・ベビーカーのセット商品もあります。
Tourist(ツーリスト)
- 対象:新生児~3歳頃(15kgまで)
- 重さ:5.9kg
「Tourist」は折りたたむと高さ66㎝に収まるコンパクトなA型ベビーカー。
大容量の収納カゴも付いており使いやすさも兼ね揃えています。
ベビーシートを装着する際は付属のアダプターを使用します。その他、専用レインカバーや収納袋もセットになっています。
LiteTrax(ライトトラックス)
- 対象:新生児~3歳頃(15kgまで)
- 重さ:9.3kg
「LiteTrax」は3輪タイプのA型ベビーカー。
前輪が360度回転するので小回りが効き、安定して走行できます。
パンクレスタイヤが使用されており、「Tourist」ど同じく専用のレインカバーが付属しています。
ベビーカーに装着する際のアタッチメントは不要。そのまま装着できます。
「LiteTrax Air」「LiteTrax 4」もアダプターなしで装着可能です。
まとめ
ベビーシート4品についてまとめると以下のようになります。
品名 | 重さ | ISOFIX 対応 | アタッチ メント |
---|---|---|---|
F2用 | 3.4kg | × | 付属 |
スムーヴ TS | 2.6kg | 〇 | 別売り |
Gemm | 3.8kg | 〇 | 付属 |
i-Snug | 3.25kg | 〇 | 付属 |
アップリカ「スムーヴTS インファントカーシート」はベビーカーへの装着に別売りのベースが必要です。
コンビ「F2用トラベルシステムキット」とJoie「Gemm」「i-Snug」はアタッチメントが付属しています。
どれを選んだらいいか迷うときは、シンプルに考えてみましょう!
- ベビーシートを持ち運ぶ機会が多いなら、軽さ
- シートベルトで固定する手間を省くなら、ISOFIX対応
- ベビーカーを使う機会が多いなら、そのまま装着できるもの
別売りのパーツやベビーカーのお値段も考慮しながら、最適な組み合わせを選んでみてください。
出産準備中の方にはこちらの記事がおすすめです☆