この記事を読むと次のことが分かります。
- 母子手帳は8週でもらえなくても9~10週でもらえる場合もある
- 母子手帳がもらえる場所と交付に必要なもの
- マイナンバーがない場合や籍を入れていない時の対処法
母子手帳がもらえる時期や場所、交付の際に必要なものなどについて詳しくまとめました!
8週で母子手帳はもらえない?
一般的に赤ちゃんの心拍が確認できるようになるのは妊娠5~6週とされています。
私の場合は長女が9週、次女は8週で心拍を確認できました。
長女のときは5週で胎嚢を確認しましたが、7週の健診では胎芽も心拍も確認できず不安な日々を過ごしました。
次女のときは7週で心拍を確認。妊娠前に流産をしていたこともあり、8週でもう一度心拍の確認をしました。
母子手帳は心拍を確認して赤ちゃんの大きさから出産予定日(分娩予定日)が判明すると、医師から「次の健診までにもらってきてください」と指示されるケースが一般的。
心拍が確認できても出産予定日が分からないときや、心拍が2回確認できるまでは指示が出ないケースもあります。
そのため、8週を過ぎて9週や10週で母子手帳をもらう場合もあります。
厚生労働省のデータ(平成30年度)では93.3%の妊婦が11週までには母子手帳を手にしているそうです。
母子手帳はいつどこでもらうか
医師から指示が出たら早めに母子手帳をもらいに行きましょう。
母子手帳がもらえる場所は地域によって異なります。
- 保健センター
- 市区町村の役所
住まいの地域の母子手帳交付場所に向かい、妊娠届を提出します。
妊娠届には診察を受けた医療機関の記入欄もあるので、病院の診察券を持参しておきましょう。
母子手帳の交付に必要なもの
母子手帳の交付に必要なものは住まいの自治体によって異なります。
届け出るのが妊婦本人か代理人かによっても異なるので、事前に自治体のホームページなどで確認しておきましょう。
妊娠届はどこでもらう?
妊娠届は医療機関でもらうケースと母子手帳交付場所の窓口で直接記入するケースがあります。
医療機関でもらった場合は忘れずに持参しましょう。
うちの姉妹はそれぞれ別の自治体で妊娠届を提出していますが、両方とも窓口で記入しました。
妊婦本人が届け出る場合
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
妊婦本人が届け出る場合は個人番号カードを持参しましょう。
個人番号カードを持っていない場合は以下の2つが必要です。
- 「通知カード」または「個人番号が記載された住民票の写し」
- 免許証などの本人確認ができるもの
代理人が届け出る場合
妊婦の夫や親が代理人として届け出る場合は以下の3つが必要です。
- 妊婦本人の個人番号カード
- 委任状
- 代理人の本人確認ができるもの
妊婦本人の個人番号カードがない場合は「通知カード」か「個人番号が記載された住民票の写し」でも大丈夫です。
マイナポータルでオンライン申請も可能
個人番号カードを持っている場合は、政府が運営するサイト「マイナポータル」からオンライン申請も可能です。
最近では、妊婦の感染リスクを考慮して母子手帳の郵送交付を実施している自治体もあります。
母子手帳は郵送されるのか、それとも窓口まで受け取りに行く必要があるのかよく確認しておきましょう。
母子手帳はマイナンバーがない場合どうなる?
母子手帳は個人番号カードや通知カードがなくても交付してもらえます。
免許証やパスポートなど本人確認ができるものがあれば手続きは可能です。
マイナンバーは個人番号の記載された住民票の写しでも確認できます。
母子手帳はまだ籍を入れてない場合どうなる?
入籍前に母子手帳をもらうとき、「保護者の氏名」を旧姓で書くか新姓で書くか気になるところだと思います。
その場合は後で書き直せるように鉛筆で旧姓を書いておきましょう。入籍したらボールペンで書き直せばOKです。
生年月日や職業、居住地など入籍後も変わりがないものについては最初からボールペンで書いておいても良いでしょう。
母子手帳はいつまで使う?
母子手帳は「妊娠・出産から乳児・幼児の健康診査まで」というイメージがあるかと思います。
ですが、実際は子どもが18歳になるまで記録できるようになっています。
内容は母子手帳によって多少異なりますが、身長・体重の成長曲線は18歳までグラフに記入できます。
そして重要なのが予防接種の記録。
乳児・幼児の時期だけでなく小学生以降も予防接種を受ける際には母子手帳が必要になります。
大学では入学時に予防接種歴を確認するケースもあるので、母子手帳にはワクチンの接種記録をしっかりと残しておきましょう。
まとめ
母子手帳は心拍が確認できて出産予定日が分かり次第もらえるようになります。
私も医師から指示を受けて母子手帳をもらいに行きました。
赤ちゃんの状態や病院の方針によっては心拍を2回確認した後でもらえるようになるケースもあります。
医師からOKが出たら早めに母子手帳を受け取りに行きましょう。
母子手帳は子どもが成長してからも必要になるケースがあるので、予防接種の記録はしっかり残しておくことが大切です。