赤ちゃんの吐き戻し防止におすすめ!ハンドタオルでできる簡単スタイの作り方と注意点

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吐き戻し防止におすすめのハンドタオルスタイ

赤ちゃんの吐き戻しで、毎回の着替えや洗濯が大変…そんなママへ。

私が実際に使っている、ハンドタオルで作る簡単スタイのアイデアを紹介します。

授乳のたびに服や肌が汚れて、毎回の着替えや洗濯が大変…。

そんな経験、私にもたくさんありました。

でも、ちょっとした工夫で汚れを気にせず授乳できるようになってから、毎日の負担が少し軽くなりました。

この記事では、私が実際に試して効果を感じた吐き戻し防止の工夫や、ハンドタオルスタイの作り方、使うときに気をつけたいポイントをまとめました。

手作りでもしっかり対策できるので、「何から始めたらいいか分からない」というママにもおすすめです。

今日からできる小さな工夫で、赤ちゃんとの時間をもっと快適にしていきましょう。

目次

赤ちゃんが吐き戻すのはなぜ?

赤ちゃんは胃の入り口の筋肉がまだしっかり発達していないため、飲んだ母乳やミルクが逆流しやすくなっています。

ちょっとした姿勢の変化や、ゲップの出し方でもすぐに出てしまうことがあります。

私の子どもの場合も、授乳後にすぐ寝かせてしまうと「ピューッ」と出てしまうことがありました。

でも、これは決して珍しいことではなく、ほとんどの赤ちゃんに起こる生理的な現象なんです。

だから「失敗した」と思わず、どうすれば少しでも減らせるかを考えることが大切です。

ハンドタオルスタイを作ろうと思った理由と使ってみた感想

授乳のたびに吐き戻しで服が汚れて、着替えや洗濯に追われる日々。

あの頃は「どうにかならないかな」と本気で悩んでいました。

スタイを使っても、あごをつたって首元まで流れてしまい、気づけば服も肌もびちゃびちゃ…。

そんなときに思いついたのが、家にたくさんあったハンドタオルをスタイ代わりに使う方法です。

普通のスタイで防げなかった汚れの悩み

うちの子は吐き戻しの量が多くて、スタイを何枚も取り替える毎日でした。

かわいいデザインのスタイもいくつか買いましたが、吸水性が足りず、結局服まで汚れてしまうんですよね。

それに吐き戻しって、首の下に流れてしまうと肌がかぶれたり、ニオイが残ったりして衛生面でも気になるところ。

普通のスタイでは守りきれない部分をどうにかしたいと思っていました。

ハンドタオルスタイを思いついたきっかけ

ある日、ふと「ハンドタオルって厚みも吸水力もあるし、スタイより頼れるかも」と思ったんです。

お出かけのときにもらったハンドタオルがたくさんあって、「これ、使わないのももったいないな」と思って試しに首に巻いてみたらピッタリ!

ゴムで結んだだけなのに、しっかり首元をカバーしてくれて感動しました。

実際に使ってみて感じた効果

使ってみて一番よかったのは、服の汚れがほとんどなくなったこと。

吐き戻してもタオルがしっかり吸ってくれるので、あごから首へ伝うことがほとんどなくなりました。

さらに、ハンドタオルはふかふかしているので肌当たりもやさしく、よだれ対策にもなって一石二鳥。

今では「普通のスタイより楽だし安心」と思うようになりました。

吐き戻しの汚れ対策「ハンドタオルスタイ」の作り方

市販の吐き戻し防止グッズもありますが、まずは家にあるもので試せるこの方法から始めてみるのがおすすめです。

私がいつも作っているハンドタオルスタイの作り方をお伝えしますね。

準備するもの(家にあるものでOK)

準備するもの
  • ハンドタオル(25〜30cmくらいの正方形)
  • 髪留め用のゴム(細めでもOK)

特別な材料は必要ありません。お家にあるもので、すぐに作れます。

ハンドタオルは厚みがあって吸水性の良いものを選ぶと、吐き戻しの汚れをしっかり受け止めてくれます。

今回使うハンドタオルは26㎝×29㎝。もう使い倒してクタクタになっています。

ハンドタオルを掲げるのは我が家のわんぱくお姉ちゃん。子どもが持つとまるでフェイスタオル・・・

ハンドタオルスタイの作り方

作り方
  1. ハンドタオルを三角に折る
  2. 両端を首の後ろにまわして結ぶ
  3. 吐き戻しポケットを作る

それではハンドタオルスタイの作り方をご紹介します!

ハンドタオルを三角に折る

モデルは元気すぎる長女。

両端を首の後ろにまわして結ぶ

おっとり次女さんにモデルチェンジ。

髪留め用のゴムはきつくならないように結びます。

吐き戻しポケットを作る

タオルの前を少し折り曲げるとポケットになります。

ハンドタオルスタイはよだれ対策にも吐き戻し対策にもなる

長女はよだれが多かったためスタイがすぐにびちゃびちゃになってしまい、何枚も交換するのがとても面倒でした。

ハンドタオルは吸水性が良いので、よだれ対策として巻けばびちゃびちゃになるまで時間が稼げます。

さらに、吐き戻し対策として上の写真のように吐き戻しポケットを作っておけば、吐き戻しを受け止めることができます。

ハンドタオルを代用することでよだれ対策にも、吐き戻しの汚れ対策にもなります

ハンドタオルスタイ使用時の注意点

授乳時に付けるタイミングは、飲み終わってからすぐが良いと思います。授乳中に付けると気になって触ってしまい、飲めなくなります。

長女・次女ともにこのハンドタオルスタイを自作してから、吐き戻しが首から流れて服が汚れるケースはほとんどありませんでした。

首にしっかり装着していることが前提ですが動いたり触ったりするので、気づけば横向きや後ろ向きになっているときがあるのでご注意ください。

特に後ろ向きの状態は無防備になってしまうので簡単に突破されると思われます…。

吸水性が良い分、長く使うことができますが、放置していると口周りが荒れてしまうかもしれないのでハンドタオルの濡れ具合は要チェックです。

吐き戻しを減らすためにできる4つの工夫

吐き戻しはどうしてもゼロにはできませんが、ちょっとした工夫で回数を減らしたり、汚れを防ぎやすくなります。

私がいろいろ試してみて、「これが一番楽だった」と感じた方法を4つまとめました。

縦抱きで飲ませる

授乳のときに赤ちゃんを縦抱きにすると、空気を飲みにくくなります。

助産師さんから教えてもらったのですが、これが本当に効果的でした。

太ももの上に赤ちゃんを座らせて、背中と頭をしっかり支えてあげるようにします。

最初は少し不安でしたが、慣れると赤ちゃんの吸いつきもよくなって、飲む量が安定しました。

自然とゲップも出やすくなって、吐き戻しがかなり減りました。

授乳の時間や量を少し調整する

一度にたくさん飲ませすぎると、お腹がパンパンになって戻してしまうことがあります。

私は1回の授乳を「片方5分ずつ」と決めて、様子を見ながら足りなそうなら少しだけ追加。

欲しがっていても少しずつ飲ませるようにしました。

これを続けるうちに、授乳後に吐き戻す回数が目に見えて減りました。

赤ちゃんの「ちょっと足りないくらい」で終わらせるのがポイントかもしれません。

飲んだ後にゲップをさせる

授乳の途中や終わりに、必ずゲップを出してあげます。

特に新生児の頃は、飲むたびに空気を一緒に吸い込んでしまうので、空気がたまったままだと吐き戻しにつながります。

私は授乳の途中で一度ゲップをさせて、もう片方を飲ませてからもう一度トントンしていました。

うまく出ないときは5分ほど縦抱きのまま様子を見ていると、「げふっ」と可愛い音が聞こえてホッとしたのを覚えています。

角度をつけて寝かせる

授乳後すぐに水平に寝かせると、胃の中のミルクが戻りやすくなります。

私はタオルを畳んで布団の下に入れ、頭が少し高くなるようにしていました。

ほんの数センチの傾斜でも、吐き戻しがかなり減りました。

バウンサーやハイローチェアを使うのもおすすめです。

角度がついているので、赤ちゃんもご機嫌でいられて一石二鳥です。

ハンドタオルスタイと市販グッズの違い

吐き戻し対策グッズは市販でもたくさんありますが、実際に使ってみると「手作りのほうが便利かも」と思う場面もあります。

私が実際に使ってみて感じた、ハンドタオルスタイと市販グッズの違いをお話しします。

手作りスタイの良さと気をつけたい点

ハンドタオルスタイのいちばんの良さは、すぐ作れて、すぐ洗えること。

吐き戻しで汚れても、タオルなら洗ってすぐ乾くので、何枚か用意しておけば1日中清潔に使えます。

もうひとつのメリットは、コストがかからないこと。

お祝いでもらって使っていないハンドタオルを再利用できるので、わざわざ新しいスタイを買わなくても十分です。

注意点としては、ゴムで結ぶタイプだと赤ちゃんが動いたときにズレやすいこと。

首の後ろを結ぶ強さや位置は、毎回確認してあげると安心です。

市販グッズとの違い(安全性・コスパ)

市販の吐き戻し防止グッズには、吸水ポケット付きのスタイや、傾斜をつけられるクッションなどがあります。

デザインもかわいいし、手間なく使えるのが魅力です。

ただ、価格はそれなりにするものも多く、「汚れても気軽に洗いたい」「替えを何枚もほしい」というママには、手作りのほうが向いているかもしれません。

安全面では、どちらを使うにしても赤ちゃんの動きに合わせて目を離さないことが大切。

素材や形よりも「清潔で安全に使える状態」を保つことがポイントです。

シーン別に使い分けるコツ

・お出かけや外での授乳 → 汚れにくく見た目もきれいな市販スタイ
・おうち時間や就寝前 → しっかり吸って洗いやすいハンドタオルスタイ

こんなふうに場面で使い分けると、お金もかからず、手間もかからず、気持ちにゆとりができます。

私は「日中は手作り・外出時は市販」と分けて使うのがいちばん楽でした。

吐き戻し防止についてママたちからよくある質問

吐き戻しのことって、育児書にも細かくは書かれていないし、経験してみないと分からないことがたくさんありますよね。

私のまわりのママたちと話していてよく出てくる質問を、いくつか紹介しますね。

どんなタオルが向いている?

いちばん使いやすいのは、吸水性の高い綿100%のハンドタオルです。

ガーゼ生地でもいいですが、吐き戻しの量が多い時期は厚手のタイプが安心。

ふわふわでやわらかい素材を選ぶと、赤ちゃんの肌にもやさしいです。

使い古してやわらかくなったタオルを使うのもおすすめ。

新品よりも肌なじみがよく、首まわりにあたっても嫌がりません。

いつから使える?

首がすわっていない新生児期からでも使えますが、首の後ろで結ぶタイプは必ずママがつけてあげて、締めすぎないように注意しましょう。

目安としては、生後1ヶ月ごろから徐々に使ってOK。

月齢が上がると動きが増えるので、様子を見ながら調整していきましょう。

寝てる間もつけていいの?

寝ているあいだは、基本的にスタイを外しておくのが安全です。

寝返りのときにタオルが顔にかかると、思わぬ危険につながることがあります。

授乳後しばらく様子を見たら、寝る前に必ず外してあげましょう。

吐き戻しが心配なときは、タオルを敷いておくか、布団の下に少し傾斜をつけておく方法が安全です。

吐き戻しが多くて心配なときはどうすればいい?

毎回たくさん吐いてしまう、勢いが強い、ミルクを飲んだあとぐったりしている…。

そんなときは、小児科や助産師さんに相談することが大切です。

ほとんどの場合は成長にともなって自然に落ち着きますが、体重が増えにくい、元気がない場合は無理せず専門家に相談しましょう。

ママがひとりで抱え込まなくて大丈夫です。

ハンドタオルスタイで赤ちゃんの吐き戻し対策をもっと楽に

ここまで、赤ちゃんの吐き戻しを防ぐための工夫や、ハンドタオルスタイの作り方・使い方を紹介してきました。

吐き戻しはどんなママにも起こることで、決して「自分のせい」ではありません。

でも、少しの工夫で服や肌の汚れを減らせるだけでも、気持ちがぐっと楽になります。

ハンドタオルスタイは、家にあるもので簡単に作れて、洗って何度でも使えるのが魅力。

お金をかけなくても、赤ちゃんを清潔に、快適に過ごさせてあげられます。

もし「吐き戻しで毎日着替えが大変…」と感じているママがいたら、ぜひ一度試してみてください。

自分で作ったスタイが、赤ちゃんの笑顔を守ってくれると思います。

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