ベビーダノンはよくない?砂糖や添加物の心配と口コミの真相を調査

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ベビーダノンの口コミには「砂糖が入っているからよくない」という声もあるようです。

ではどのくらい砂糖が含まれているのか、ベビーダノンの全4種類について詳しく調べてみました。

結論から言うと、ベビーダノンに含まれている砂糖の量は控えめで、赤ちゃんの食事に取り入れることで栄養バランスをサポートしてくれます。

ベビーダノンの砂糖量や成分などについて詳しく知りたい人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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目次

ベビーダノンが「よくない」と言われる3つの理由

「ベビーダノンはよくない」って聞いたこと、ありませんか?

SNSでもママ友のあいだでも、そういう話題を見かけることがあります。

でも実際は、ベビーダノンを使ってるママもたくさんいるんです。

ここでは、どうしてそんな声が出るのか、3つの理由をわかりやすくまとめてみました。

①砂糖が入っているから

いちばん多いのが「砂糖が入ってるから気になる」という声。

ベビーダノンの砂糖量について栄養士さんから言われると、控えた方が良いのかな…と思ってしまいますよね。

確かにプレーン以外の味には砂糖が使われていますが、量はほんの少し。

毎日じゃなく、週に数回くらいなら気にしすぎなくて大丈夫です。

②添加物が気になるから

原材料のところに「増粘多糖類」や「酸味料」って書いてあると、ちょっと心配になりますよね。

でも、これはヨーグルトをなめらかにしたり、ソースの味を整えたりするためのもので、どれもごく少量しか使われていません。

ベビーダノンのような赤ちゃん向けの食品に使われる添加物は、安全性がきちんと確認されたものだけ。

厳しい基準の中で作られているので、基本的には心配しすぎなくて大丈夫です。

もし気になるときは、できるだけプレーンタイプを選ぶと安心です。

毎日ではなく食事の中のひとつとして取り入れれば、添加物の摂取量も自然に抑えられますよ。

ちなみに、厚生労働省の公式サイトでも「食品添加物は安全性を確認したものだけが使用されており、使用量や用途には厳しい基準がある」と説明されています。
(参考:厚生労働省|食品添加物の安全性の確保

③甘さに慣れすぎるのが心配だから

「ベビーダノンばっかり食べたがる」「他の離乳食を食べなくなった」

そんなママの声もあります。

甘い味は赤ちゃんにとって食べやすいけれど、続けすぎると味の好みが偏ることもあります。

ときどきのごほうびや、食後のデザート感覚であげるくらいがちょうどいいですよ。

ベビーダノンには砂糖がどのくらい入ってる?

「ベビーダノンはよくない」と言われる主な理由は、砂糖が入っているから。

現在ラインナップされている全4種類のベビーダノンに、砂糖はどのくらい入っているのか調べてみました。

ベビーダノン4種類に含まれる甘味成分一覧

スクロールできます
ベビーダノン甘味成分炭水化物
プレーン乳糖2.6g
いちご砂糖・乳糖4.9g
もも&緑黄色野菜砂糖・乳糖5.0g
すりりんご&にんじん砂糖・乳糖4.5g
1カップ45gあたり

ベビーダノン4種類のうち、プレーン以外の3種類には砂糖が使用されていました。

プレーンは砂糖不使用ですが、母乳や牛乳に含まれている乳糖が入っています。

うえみー

乳糖は砂糖に比べて1/5程度の甘みがあります。

ベビーダノン公式サイトでは糖類が含まれる炭水化物の量は記載されていますが、詳しい砂糖の量は公表されていません。

炭水化物の中に砂糖が何グラム入っているのかは分かりませんが、公式サイトによると「若干量使用している」とのこと。

砂糖の量が気になる場合は、乳糖のみ使用のプレーン味を選んでおくのが良いでしょう。

砂糖が入っているのはベビーダノンのソース部分

プレーン以外の3種類に含まれる砂糖は、ベビーダノンのソース部分に使われています。

赤ちゃんが喜んで食べてくれるように、果物や野菜の部分に若干量使用されています。

うちの姉妹も赤ちゃんだった頃、ソースの部分を美味しそうに食べていました。

我が家では基本的にプレーンヨーグルトをあげながら、たまにベビーダノンをあげるというスタイル。

甘さに慣れるとプレーンは酸っぱいかな?と思いましたが、子供たちは普通に食べてくれました。

ベビーダノンの砂糖量は本当に多い?

ベビーダノンに含まれる砂糖の量は本当に多いのか、他のヨーグルトやジュースと比較してみました。

ここでは、明治ブルガリアヨーグルトLB81とアンパンマンジュース完熟りんごを取り上げます。

それぞれの商品に含まれる炭水化物の量を表にまとめました。

商品名炭水化物
ベビーダノンプレーン
いちご
もも&緑黄色野菜
すりりんご&にんじん
2.6g(45g当たり)
4.9g(45g当たり)
5.0g(45g当たり)
4.5g(45g当たり)
ブルガリア
ヨーグルト
5.3g(100g当たり)
アンパンマン
完熟りんご
14.8g(125ml当たり)

ベビーダノンプレーンは2.6g(45g当たり)と最も少なく、アンパンマンジュース完熟りんごは14.8g(125ml当たり)で最多でした。

プレーン以外には砂糖が含まれていますが、炭水化物の量は4.5g~5.0gであり小さじ1杯程度の量にあたります。

ブルガリアヨーグルトの5.3g(100g当たり)と比べても特段甘いわけではなく、過剰摂取というレベルではありません。

成分や対象年齢の詳細は、ベビーダノン公式サイトでも確認できます。
(参考:ダノン公式サイト|ベビーダノン

ベビーダノンはいつから与える?頻度やタイミングの注意点

ベビーダノンはいつから与えていいのか、毎日でも大丈夫なのか気になる人も多いと思います。

ここでは、赤ちゃんの対象月齢や与える際の頻度、タイミングについて解説していきます。

ベビーダノンはいつから与えていい?

ベビーダノンのパッケージには「生後6ヶ月から」と表記されており、離乳食初期のタイミングから与えることが可能です。

ただし、与える際は赤ちゃんの消化器の発達具合や、ヨーグルトに含まれるアレルギー成分に注意が必要です。

ベビーダノンは全ての商品に乳成分が入っており、その他もも・りんごが入っている商品もあります。

はじめて与える場合は、ごく少量からスタートして、体調や便の状態に異変がないか確認するのが安全です。

また、果物や野菜のソースが入ったタイプよりも、まずは砂糖を含んでいないプレーンタイプから始めるのが良いでしょう。

プレーンをあげてみて食べないようなら、バナナやみかんを加えてみるのもおすすめです。

離乳食のスタート時期については、厚生労働省のガイドラインでも「生後5〜6か月ごろから少しずつ始めるのが目安」とされています。
(参考:厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)』

ベビーダノンは毎日与えてもいい?

赤ちゃんがベビーダノンを好む場合でも、毎日の習慣になってしまうことには注意が必要です。

「離乳食はあまり食べないのにベビーダノンは食べてくれる」という口コミも見られますが、与えすぎると他の食材を受け入れづらくなる可能性があります。

一般的には「週に2~3回程度」がバランスのよい頻度とされ、与える量も1回1カップを限度にするのが無難です。

栄養バランスを保つためにも、ヨーグルトだけでなく野菜やたんぱく質を含む食品と組み合わせることが推奨されます。

ベビーダノンを与える際に気をつけたいポイント

赤ちゃんにベビーダノンを与えるときは、頻度・量・タイミングに配慮することが大切です。

ベビーダノンは、主食や主菜がしっかり食べられた上でのデザートとして活用するのが理想的です。

空腹時に最初から甘いものを与えると、それだけで満腹感を得てしまい、主食を食べる意欲が減ってしまうことがあります。

赤ちゃんには甘味が強くないプレーン味を選んで、ジュースなどと併用することは避けましょう。

ベビーダノンのメリット・デメリット

ベビーダノンは生後6か月頃から食べられる赤ちゃんのためのヨーグルト。

離乳期の栄養と健康を考えて作られています。

そんなベビーダノンのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット① 赤ちゃんに必要な栄養成分が入っている

ベビーダノンには普段の食事で不足しがちな栄養成分が含まれています。

プレーンはビタミンD・鉄・カルシウム入り。厳選した素材と乳糖の甘みだけでおいしさを引き出しています。

緑の野菜10や黄色の野菜10にはそれぞれ10種類の緑黄色野菜が入っており、野菜が苦手な赤ちゃんでも美味しく食べられます。

うえみー

カルシウムはプレーン72mg、他3種類は65mgが含まれています。

メリット② 赤ちゃんが食べやすい味付け

プレーンは牛乳や母乳に含まれる乳糖を使用。

ほんのりした甘さがあり、赤ちゃんにとって食べやすい味付けになっています。

そのため離乳食をあまり食べない赤ちゃんでもベビーダノンは好きでよく食べてくれるケースが多く見られます。

デメリット① 値段が高い

デメリットとしてはやはり値段の高さが挙げられます。

うちの近所のスーパーではだいたい240円程度で売られていて、普通のヨーグルトの倍以上します。

ベビーダノンは4パック入りなので1個あたり約60円。確かに高いですよね。

パックのままご飯に出せるのはとても便利なので、もう少し安くして欲しいなぁと思います。

デメリット② プレーンが売っていない

「店頭で見つけたことがない」というツイートもあるほど、なかなか売られていないプレーン。

私も近所のスーパーでは見たことがありません。

大きなスーパーに行ってもプレーンだけ置いてないこともありました。

もしかしたら「お客様の声」にプレーンを置いて欲しい!と書いてみると揃えてもらえるかもしれませんね。

ベビーダノンとヨーグルトの違い

ベビーダノンのパッケージには「発酵乳」と書かれていますが、これは食品表示法で定められた分類です。

消費者庁の食品表示基準でも、ヨーグルトは「発酵乳」に含まれる食品として定義されています。

参考:消費者庁|食品表示基準

以前は「乳製品」だったようですが、現在では「発酵乳」つまりヨーグルトとして表示されています。

ベビーダノンは酸味の少ない菌を使用しているため赤ちゃんも食べやすくなっています。

他のプレーンヨーグルトと食べ比べてみると、かなり酸味は抑えてあるなと感じます。

お腹に優しい乳酸菌をゆっくり発酵させて、スプーンに慣れない赤ちゃんや小さな子でも食べやすいように作られています。

ベビーダノン以外のプレーンヨーグルト

ベビーダノンは値段が高め。

「もう少しコスパの良い商品に替えてみたい」という人向けに、赤ちゃんも食べられるプレーンヨーグルトをご紹介します。

明治ブルガリアヨーグルトLB81 カルシウムと鉄分

明治ブルガリアヨーグルトにはカルシウムと鉄分が配合されている商品もあります。

不足しやすい鉄分を補うことができるので、普通のプレーンよりは「カルシウムと鉄分」がおすすめです。

うえみー

明治公式サイトによると生後6、7か月頃から食べられるそうです。

小岩井生乳100%ヨーグルト

小岩井生乳100%ヨーグルトは生乳だけをじっくり発酵させて作ることから、なめらかでまろやかな味わいが特徴。

口コミではベビーダノンから乗り換えたという声も多く見られます。

ブルガリアヨーグルトと同じく小分けではないのが難点ですが、ベビーダノンより酸味が少ないと感じる人が多いようです。

うえみー

小岩井乳業公式サイトによると離乳食開始時期から利用できるそうです。

雪印メグミルク ナチュレ 恵

雪印メグミルクのナチュレ恵は「ガセリ菌SP株」と「ビフィズス菌SP株」が含まれています。

二つの菌は腸内環境の改善に役立つので、便秘がちな赤ちゃんには試してみるのをおすすめします。

口コミではブルガリアヨーグルトより酸味は少な目という声が多いようです。

まとめ

ベビーダノンは全4種類あり、砂糖が使われているのはソースの部分のみ。

砂糖を与えたくない場合はプレーンを選びましょう。

ただし、プレーンは店頭で見かけることが少ないのが難点。

値段はちょっと高めですが、忙しい日にサッと出せるのはやっぱり助かりますよね。

プレーンが手に入らないときは、小岩井や恵などのプレーンヨーグルトを代わりに使うママも多いです。

ブルガリアヨーグルトは酸味が強め、小岩井生乳100%は酸味が少なめという声が多いようです。

赤ちゃんによって好みは分かれるので、それぞれ試してみると良いかなと思います。

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