赤ちゃんが母乳やミルクを飲んだ後に吐き出してしまう「吐き戻し」。
悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。
吐き戻し予防のためいくつか予防策を考えて取り組んでみましたが、結局のところ対策しても出るときは出る。
吐き戻しはニオイも気になるし、服も汚れてしまうと着替えさせて洗濯しないといけません。
出てしまうのは仕方ないけど、服や体にかからないように汚れの被害を最小限に抑えることができないかと考え、吐き戻しの汚れ対策アイテムを自作しました。
名付けて「ハンドタオルスタイ」。ハンドタオルを首に巻くだけで完成です。
簡単すぎますが、長女・次女ともにハンドタオルスタイを巻くようになってから、吐き戻しで服や体が汚れる被害はほとんどなかったので、ぜひご紹介したいと思います。
吐き戻しの予防策

私が取り組んでみた吐き戻しの予防策をご紹介します。
縦抱きで飲ませる
授乳スタイルはいくつかありますが、新生児のときから縦抱きで飲ませていました。
小さい子は縦抱きにすると吸い付きがいいと助産師に教わりました。
しっかり飲ませるために、赤ちゃんを太ももにまたがせたら乳首と赤ちゃんの口の高さを調整し、頭と首、腰を支えてあげました。
授乳時間を決める
飲ませる量は1回あたり片方5分ずつ計10分と決めていました。時間通りに飲ませて満足そうな顔をしていたら終了。
もっと欲しがるときは、片方2分ずつ追加であげていました。
授乳の前と後で体重を量れば授乳量は分かると思いますが、面倒くさがりの私には無理なことでした。
飲んだらゲップさせる
新生児の頃は片方ずつあげてゲップをさせたらもう片方へ。飲みながらゲップをしていることもありました。
飲み終えてすぐにゲップをさせようとすると出てきそうな気がするので、ひと呼吸置いてからゲップさせていました。
新生児期が終わったら両方とも飲み終えてからゲップさせていました。
ハイローチェアで少し傾斜をつけて休ませる
飲ませてすぐに吐くことはなかったので、お下がりのハイローチェアに少しだけ傾斜をつけて15分ほど横にならせていました。
「スリーピングピロー」という吐き戻し防止のための商品もありますが、タオルケットなどを布団の下に入れて傾斜を作れば代用できます。
バウンサーも頭を高くしながら寝かせることができるので良いのではと思います。
リクライニングできたり角度も調節できますし、赤ちゃんが楽しそうに揺れているのがかわいらしいので、もし機会があれば私も使ってみたいです。
スタイでは汚れを防げない
私は元介護職ということもあってか感染症予防や菌に対して警戒心が強く、吐き戻しのニオイや汚れがとても気になってしまいます。
服が汚れたら着替えさせて洗濯、体も汚れたらニオイが気になるのでシャワーさせたこともあります。
吐き戻しの汚れ対策としてスタイを使っていましたが、吐き戻したときに「たらー」と口から出てくる場合はあごをつたい首に流れてしまいます。
首に流れると服が汚れて着替えさせることになります。
手持ちのスタイではどうしても首から流れてしまったり、服を汚してしまうことが多かったので、他に何か代用できるものがないかと考えました。
首から流れるのを防いでくれるタイプのスタイは売られているけど、わざわざ買うのはもったいない気がするし・・・。
そこで、吸水性の良い厚めのハンドタオルを使ってスタイを自作してみることにしました。
自作したハンドタオルスタイ
今回使うハンドタオルは26㎝×29㎝。もう使い倒してクタクタになっています。
ハンドタオルを掲げるのは我が家のわんぱくお姉ちゃん。子どもが持つとまるでフェイスタオル・・・

作り方
ハンドタオルスタイの作り方です。
三角にして両手を首の後ろへ

髪留め用のゴムで結ぶ
おっとり次女さんにモデルチェンジ

吐き戻しポケットを作る

使い方
長女はよだれが多かったためスタイがすぐにびちゃびちゃになってしまい、何枚も交換するのがとても面倒でした。
ハンドタオルは吸水性が良いのでよだれ対策として巻けばびちゃびちゃになるまで時間が稼げます。
さらに、吐き戻し対策として上の写真のように吐き戻しポケットを作っておけば、吐き戻しを受け止めることができます。
ハンドタオルを代用することでよだれ対策にも、吐き戻しの汚れ対策にもなります。
授乳時にハンドタオルを付けるタイミングは、飲み終わってからすぐが良いと思います。授乳中に付けると気になって触ってしまい、飲めなくなります。
長女・次女ともにこのハンドタオルスタイを自作してから、吐き戻しが首から流れて服が汚れるケースはほとんどありませんでした。
首にしっかり装着していることが前提ですが動いたり触ったりするので、気づけば横向きや後ろ向きになっているときがあるのでご注意ください。
特に後ろ向きの状態は無防備になってしまうので簡単に突破されると思われます。
吸水性が良い分、長く使うことができますが、放置していると口周りが荒れてしまうかもしれないのでハンドタオルの濡れ具合は要チェックです。
おわりに
吐き戻しの汚れ対策として自作ハンドタオルスタイをご紹介しました。
最近ではスタイのことをビブ(Bib)と呼ぶそうで、おしゃれなものもたくさん売られています。
我が家ではおしゃれなスタイはお出かけ用にして、家の中ではハンドタオルを使っています。
いただきもので貰うこともあるハンドタオル。
使い道に困っている方やタンスの肥やしになってしまっている方、スタイとして有効活用されてみてはいかがでしょうか?
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。