ベビーベッドを選ぶとき、「どれが本当に使いやすいんだろう？」と悩む方は多いと思います。
中でもアップリカの「ココネルエアー」は、コンパクトで折りたためる便利さから人気の高いモデルです。
ただ、口コミを見ていくと「思ったより使いづらかった」「使える期間が短い」など、少し気になる意見もあります。
せっかく購入するなら、良いところだけでなく不便な点も知っておきたいですよね。
この記事では、実際に使ったママたちの口コミをもとに、ココネルエアーの気になるデメリットと注意点をわかりやすく紹介します。
さらに、「それでも選ばれている理由」や「上手に使いこなすコツ」もあわせてまとめました。
ココネルエアーを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ココネルエアーのデメリット6つ【口コミで多かった不満点】
ココネルエアーは「折りたためて便利」「メッシュ素材で安心」と好評ですが、実際に使ってみると小さな不満もいくつか見えてきます。
ここでは、口コミで特に多かった6つのデメリットを紹介します。
柵の上げ下げで「カチャッ」と音がする
・柵を上げた時の音で、赤ちゃんが起きてしまうことがあった
・静かに閉めようとしても、どうしても音が出てしまう
・開閉時の音がもう少し静かだと助かります
最も多く見られた声が「スライド柵の音が気になる」という口コミです。
赤ちゃんを寝かしつけたあと、柵を上げるときに「カチャッ」と小さな音がして、その音で起きてしまうケースも。
慎重に動かせば防げるものの、夜中の寝かしつけ時には少し神経を使う場面があります。
特に「やっと寝たのに、音でまた泣いちゃった…」という体験談が多く、静かな操作を心がけるママが多いようです。
高さが2段階しかなく、腰がつらい
・下の段にすると腰が痛くなってしまいました
・高さをもう少し細かく調整できたらよかった
・腰痛持ちの人は注意した方がいいかも
ココネルエアーは高さ調整が上段と下段の2段階のみ。
つかまり立ちが始まると安全のため下段に切り替える必要がありますが、この高さが意外と低めです。
赤ちゃんを抱き上げるたびに腰を大きく曲げる姿勢になるため、「腰が痛くなった」という口コミが多く見られます。
特に産後すぐのママは体に負担がかかりやすいため、下段に変えたあとは踏み台や補助マットを使うと楽に使えます。
「2歳まで使える」とあるが、実際は1年ほどで手狭に
・7〜8か月くらいで寝返りのたびに柵にぶつかるようになった
・1歳前後で少し狭く感じるようになりました
・公式では2歳までとあるけど、実際は1年ほどが限界でした
公式では「新生児〜24カ月まで」とされていますが、実際には1歳前後で窮屈に感じるママが多いようです。
寝返りが活発になる生後6〜8カ月頃から横幅60cmでは狭く、赤ちゃんがすぐ側面にぶつかってしまうという声も。
「1歳を過ぎた頃には、夜中に動くたびに目が覚めてしまって使わなくなった」という口コミもありました。
コンパクトで使いやすい反面、長く使いたいママには少し早めにサイズアウトしてしまうかもしれません。
ベッド下を収納として使えない
・下のスペースが使いにくく、収納はできません
・おむつなどを置ける場所がないのが少し不便
・ベッド下を活用できたらもっと便利だと思いました
ココネルエアーは折りたたみ構造のため、ベッド下に物を置けるような収納スペースはありません。
そのため「おむつやお世話グッズを下に置きたかったのに入らない」と感じるママも多いようです。
おむつ替えや夜間のお世話を考えると、近くにワゴンや小さめの収納ボックスを置く工夫が必要です。
省スペースなぶん収納面は控えめで、狭い部屋では少し工夫が必要かもしれません。
思ったより重く、持ち運びが大変
・折りたためるけど、思っていたより重かった
・女性一人で持ち運ぶのは少し大変です
・実家に持っていくときは夫に手伝ってもらいました
折りたためるベビーベッドという印象がありますが、実際は約14.5kgとそこまで軽くありません。
部屋の中を移動する程度なら問題ないものの、「里帰り先に持って行こう」となると少し重く感じるママが多いです。
口コミでも「持ち運べるけど、毎回はちょっと大変」「女性ひとりだと階段移動は厳しい」という声がありました。
布部分が取り外せず、丸洗いできない
・布が外せないので、汚れたときは拭くしかありません
・洗濯できたらもっと清潔に使えるのにと思いました
・吐き戻し対策で防水パッドを重ねて使っています
ココネルエアーのカバー部分は取り外して丸洗いすることができません。
ミルクの吐き戻しや汗染みがついたときは、タオルで拭き取るしかありません。
「丸洗いできると思っていた」「汚れが気になって洗いたかった」という口コミも多く、お手入れ面ではやや不便。
防水パッドや汗取りシートを併用して、汚れを防ぐ工夫をしているママも多いようです。
ココネルエアーを購入する前に知っておきたい注意点
ココネルエアーは使い勝手の良いベビーベッドですが、家庭の環境や使い方によっては「思っていたのと少し違う」と感じるケースもあります。
購入前に知っておくと安心なポイントを、口コミで多かった内容からまとめました。
使う期間をあらかじめイメージしておく
ココネルエアーは「新生児から2歳頃まで使える」とされていますが、実際には1歳前後で窮屈に感じるという声が多いです。
寝返りやつかまり立ちをするようになると、ベッドの中が手狭になり、赤ちゃん自身が動きにくそうにすることもあります。
そのため、長期間使う前提ではなく「1歳くらいまでのベッド」として考えるのがおすすめです。
1歳以降も使いたい場合は、標準サイズのベビーベッドを検討しておくと安心です。
設置スペースと動線を確認しておく
ココネルエアーはコンパクト設計ですが、幅105cm・奥行70cmほどのスペースが必要です。
部屋の動線や家具の配置によっては、思ったより存在感があると感じることもあります。
特に寝室とリビングを行き来して使いたい場合は、どこを通って動かすかをあらかじめ確認しておくと安心です。
キャスター付きとは言っても重さが約14kgあるため、頻繁な移動には少し力が要ります。
布団やメリーなど、対応するアイテムを事前にチェック
ココネルエアーは、ミニサイズ（内寸60×90cm）のベッドです。
そのため、一般的な標準サイズのベビー布団は合わず、専用サイズを選ぶ必要があります。
また、メッシュ素材のフレーム構造のため、木製ベッド専用のメリーやモニター機器が取り付けにくい場合があります。
ココネルエアーに取り付けたい場合は、購入前に固定部分の形や取り付け方をチェックしておくと安心です。
腰の負担対策を考えておく
赤ちゃんが成長してベッドの高さを下段に変えると、抱き上げる姿勢が低くなり、腰に負担を感じやすいという口コミも多く見られます。
特に産後のママは無理をしがちなので、小さな踏み台や厚めのマットを用意しておくと少し楽になります。
ちょっとした準備で毎日のお世話がぐっとしやすくなるので、購入前にチェックしておきましょう。
ポチップ
ココネルエアーのメリット5つ
デメリットはあるものの、ココネルエアーが多くのママに選ばれているのにはきちんと理由があります。
実際に使った方の口コミを見ると、「買ってよかった」「思っていたより便利だった」といった声がとても多く見られました。
ここでは、ココネルエアーの主なメリットを紹介します。
折りたためて省スペース、賃貸でも使いやすい
ココネルエアーのいちばんの魅力は、コンパクトに折りたためるところ。
使わないときは簡単にたたんで収納でき、クローゼットや押し入れにもすっきり収まります。
ワンルームや寝室の一角など、スペースが限られた部屋でも無理なく置けるサイズ感が人気の理由です。
「里帰りのときに実家へ持っていけた」「掃除のときに動かせて便利」という声も多く、限られた空間でも使いやすいベビーベッドです。
通気性が良くて安心できるメッシュ素材
ココネルエアーは、四方がすべてメッシュ素材で作られています。
通気性が良く、赤ちゃんが汗をかいてもムレにくいのが特徴です。
寝返りの時期になっても、頭をぶつけても痛くない柔らかい素材なので安心です。
「夏場でも風通しが良くて快適」「木製ベッドよりも安全で安心感がある」という口コミも多く見られます。
組み立てが簡単で扱いやすい
ココネルエアーは工具不要で、初めてでも10〜15分ほどで組み立てが完了します。
パーツが少なく、直感的に扱えるので「説明書を見ながらでも簡単だった」という声が多いです。
折りたたみや開閉もスムーズで、引っ越しや模様替えの際もサッと移動できます。
重さは少し感じますが、構造がシンプルなので扱いやすいベビーベッドです。
見た目がすっきりしておしゃれ
ココネルエアーは、淡いグレーやナチュラルカラーなど、部屋になじみやすい落ち着いたデザインが特徴です。
インテリアを選ばず、リビングや寝室に置いても圧迫感がありません。
「育児用品っぽくなくておしゃれ」「シンプルで写真映えする」という声もあり、デザイン性を重視するママにも好評です。
中古でも人気でリセールしやすい
ココネルエアーは需要が高いため、中古市場でも人気があるベビーベッドです。
状態が良ければメルカリなどでも高値で売れる傾向にあり、「実質的にレンタルより安く済んだ」という口コミも。
使い終わったあとも再利用しやすく、コスパの面でも優秀です。
ココネルエアーを快適に使うコツ【デメリットを上手にカバー】
口コミで挙がった不便な点も、ちょっとした工夫でぐっと使いやすくなります。
ここでは、実際に使っているママたちが実践している「ココネルエアーをより快適に使うためのコツ」を紹介します。
スライド柵の音は操作のコツで軽減
柵を上げ下げするときの「カチャッ」という音は、力の入れ方をゆっくりにすることでかなり軽減できます。
勢いよく上げるとロック部分が一気に固定されて大きな音が出やすいので、「ロックがかかる直前で一瞬止めて、そっと上げる」のがポイントです。
夜中の寝かしつけ中など静かに動かしたいときは、できるだけゆっくり操作すると音を抑えられます。
ちょっとした工夫で「起きちゃった…」のリスクを防げます。
腰への負担は「足元の工夫」でカバー
下段での抱き上げは確かに大変ですが、足元に小さな踏み台を置くだけでもかなり楽になります。
100均やニトリなどで買える軽いステップでもOKです。
また、寝かしつけの際は一度ひざをついて、腕全体で支えるように抱き上げると腰への負担が少なくなります。
使い方のコツを知っておくだけで、腰痛を防ぎながら長く快適に使えます。
汚れ対策は防水パッド＋汗取りシーツ
布部分が丸洗いできないココネルエアーは、事前に汚れ対策をしておくのがポイントです。
多くのママが実践しているのが、マットの上に「防水パッド＋汗取りシーツ」を重ねる方法。
ミルクの吐き戻しや汗じみもタオルを交換するだけで済むので、洗濯の手間が減ります。
シーツ類は「60×90cm（ミニサイズ）」を選ぶとぴったりです。
収納スペースはサイドワゴンで代用
ベッド下が使えない分、おむつ替えグッズやガーゼはサイドワゴンにまとめるのがおすすめ。
キャスター付きのワゴンなら、ココネルエアーの横にぴったり並べて使えます。
「おむつ替えがスムーズになった」「夜中の準備がラクになった」といった口コミも多く、限られたスペースでも整理整頓しやすくなります。
使わない時期はたたんで保管
ココネルエアーは折りたたみ式なので、第二子や里帰り用に一時的にたたんで保管しておくのもおすすめです。
専用の収納バッグに入れておけば、ホコリや日焼けを防げて長くきれいに使えます。
折りたたみのしやすさは他のベビーベッドにはない強み。
実家や祖父母宅に持って行くときも活躍します。
ポチップ
ココネルエアーはどんな人におすすめ？向かない人は？
ココネルエアーはコンパクトで扱いやすい反面、使う環境によって「ちょうどいい」と感じる人と「少し不便」と感じる人が分かれます。
ここでは、口コミや使用感をもとに「おすすめの人」「向かない人」の特徴をまとめました。
ココネルエアーがおすすめな人
- ワンルームや賃貸など、省スペースで使いたい人
- 里帰りや実家でも使いたい人
- 通気性や安全性を重視したい人
- 短期間だけ使いたい人・リセールを考えている人
折りたたみやすく、通気性が良いメッシュ素材で安心。
使わないときも収納しやすく、短期間で効率よく使いたい家庭にぴったりです。
ココネルエアーが向かない人
- 2歳頃まで長く使いたい人
- 添い寝スタイルを重視したい人
- 頻繁に移動させて使いたい人
実際の使用期間は1歳前後が目安。
高さ調整や重量面の都合で「長期間・添い寝・頻繁な移動」には不向きです。
2歳ごろまで使いたい場合は、標準サイズや、大人のベッドに横付けできるタイプを検討しましょう。
まとめ
ココネルエアーには、柵の音や腰への負担など、小さな不便はあります。
ただ、どれも事前に知っておけば、少しの工夫で十分にカバーできる内容です。
実際に使った人からは「折りたためて省スペースに使える」「通気性がよくて安心できる」といった声が多く、使いやすさや安全性の面で高く評価されています。
1歳ごろまでの使用を想定しているなら、ココネルエアーはとても使いやすいベビーベッドです。
コンパクトで扱いやすく、限られたスペースでも赤ちゃんが安心して過ごせます。
2歳ごろまで長く使いたい場合や、添い寝をメインにしたい場合は、標準サイズや横付けタイプのベビーベッドを検討しておくと安心です。
デメリットを理解したうえで選べば、ココネルエアーはきっと満足できるベビーベッドになります。
